吃音症を軸に、誰でも持っている心の傷を少しづつ、打ち明けながら心を開いて友になっていく、二人の男を描いている映画という見方をしました。孤独な王族の少年期を過ごした主人公の、心のゆがみは、どれほどのものでしょうか?
緩急のある、シナリオで十分に楽しめました。欲を言えば、盛り上がりがもう少し高ければ最高かな。
助演男優のジェフリー・ラッシュは「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズで有名ですが、強烈な印象は「レ・ミゼラブル」のジャヴェール警部です。最後がまた、見ものなんですね。
新しい「レ・ミゼラブル」がどうなるか、たのしみだな。
こんばんは。
返信削除この映画はそれほど好きではありません。評論家向けみたいな印象が強いです。ジェフリー・ラッシュさんは確かに上手い役者さんです。アバックさんの4KPJイベントで最近よくリファレンス・ディスクとして活用されております。4K映像だと衣装の細かな柄などもくっきりと表現されます。
そうか、感覚が評論家の爺さん連中と同じレベルになっているのかな?
返信削除「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」の少年の心の痛みが痛いほど伝わって来た
(勝手に思い込んでるだけ?)のと同じように、王子の苦悩が伝わって来ました。
誰にも言えない苦しみを心に秘めて、悩んだ事は誰でも在ると思います。
ネタバレになりますが、「英国王のスピーチ」も「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」も、この胸の痞えがテーマと思います。
ところで、このBDってそんなに画質が良かったんですね。画よりも話に引き込まれました。
観ている時は「アマデウス」を始めてみた時のような、気分だったと思います。
ちなみにアマデウスは所持しているビデオ、LD,日本版DVD、US版DVD、BDと合わせて100回以上観てましょうか。(ビデオとLDは処分しました)